台風情報スレでよく登場する語句説明

[一般語句(50音順)]

●カックン【名】
これまで列島目指して北上していた台風が、進路を急に東寄りに変え、まるで
上陸を嫌がるかの様に遠ざかること。または単に鋭角に進路を変えること。
「カクン」とも表記。
2000年9号や、2002年13号が典型的なカックン台風と言われている。
参照URL:http://www.solar.ifa.hawaii.edu/Tropical/GifArchive/EWINIAR-00.gif
 http://www.solar.ifa.hawaii.edu/Tropical/GifArchive/PHANFONE-02.gif

●コロッケ (croquette)【名】
ジャガイモやひき肉などを混ぜたものに衣をつけて揚げた料理。
これが台風情報スレで出てくるのは、2001年に11号が関東に接近した際、
「念のためコロッケを16個買い込んだけどもう3個食べてしまった」
という書き込みが発端となり、台風接近時にはコロッケがつきものと
なった。2ちゃんねる風に「コロケ」とも書かれる。
参照URL:@@コロッケの由来@@


●白玉 (Satellite Imagery)【名】
2006年10月5日 台風16号の北側積乱雲が台風本体と見間違う程に猛発達
衛星画像で真っ白に輝く巨大なまあるい雲を白玉と表現した書き込みがあり
その後スレにて "白玉" の呼称が話題を呼んだ
参照URL:http://pressure.main.jp/2006box2nd/typhoon16/

●東方亜凡録【名】
台風が日本のはるか東方でアボンすること。「東方見聞録」をもじった語句。
本来は本州など沿岸部が強風域にかかった場合は適用外でありましたが、
近年は上陸か否かの境目でも使われるようになりました。
活用形 東アボ 東方アボン 東亜凡 等多種有 
    同様の意味で西アボとも使われます。

●ドボラック法 (Dvorak method)【名】
気象衛星からの台風画像を解析し、中心示度を求める方法のひとつ。
台風域の雲の大きさ・まとまり具合、高さなどを数値化して計算式に
代入して求める。米軍による飛行機観測が中止されたのに伴って採用
された方法で、気象庁は気象衛星と平行して飛行機観測されていた時
のデータが充分にあり、正確さに問題はない、としていた。
だが、1980年代までは900hPa未満の台風がそれなりに見られたのに、
1991年を最後に見られなくなっていること、2002年25号が沖の鳥島を
直撃した際、島の気圧計が実測値で931hPaを記録したにもかかわらず、
気象庁が解析値を960hPaと発表し続けたことなどから、気象庁の解析
は過小評価になっているのではないかと指摘されている。

追記 2010年10月台風13号を米軍による航空機観測が行われ19年振りの
900割れを記録、しかも翌日最盛期に気象庁はドボラック観測だけで
最低気圧885hPaを公式に発表した。このことからも航空機観測が900割れの
引き金となったことが裏付けられた結果でありました。

●バウムクーヘン (Baumkuchen)【名】
同心円が台風の等圧線に似ているため、例えとしてあげられるお菓子。
非常に美しい等間隔の同心円だが、中央付近の密度に欠けるという声もある。
極上バウムクーヘンは、卵を厳選して作る必要があるのと同様、
猛烈台風に育つためには、それなりの卵が必要であるとされる。
2002年の32スレから登場した。スレタイなどでは@と表示されることもある。
活用形 太平洋バウム協会

●藤原の効果(フジワラ、英:Fujiwhara Effect)【名】
第5代中央気象台長の藤原咲平氏が提唱した台風の運動。
2つの台風が概ね1000Km程に近づくと、それぞれが相互干渉しあって
複雑な動きをすること。
2002年は、9号と11号が藤原効果の動きを見せた。
9号が11号に近づくと、11号は9号の影響を受けて1回転し、その後、
9号の後追いをするコースを取った。
参照URL:ウィキペディアフリー百科事典

[台風情報スレで通用する称号]

●7777hPa【名】
台風が温帯低気圧に変わったり、勢力が衰えて熱帯低気圧に
変わること。もちろん通常このような気圧にはなり得ないのだが、
2002年5号が温帯低気圧に変わった際、電文エラーが原因でそのように
表示されたことから。(0205、0206、0207、0213号の電文はこちら)

●2hPa(同義語 Yahoo台風2号)【名】
2003年2号 (Kujira)のスレ内称号。
Yahoo気象情報にて発表された、絶対にあり得ない数値。
Yahoo台風情報
北緯 99度99分
東経 501度45分
気圧 2hPa
速度 551km/h
最大瞬間風速 100m/sec
などという、奇怪極まる数値が発表されていた。
恐らくは電文の読み間違いと思われる。

●りんご台風(りんごたいふう)【名】
平成3年台風19号(1991年国際名:ミレーレ〔Mireille〕)は9月27日佐世保市付近に上陸し、
各地に記録的な暴風を吹かせ日本列島に甚大な被害を与えた台風である。
全国一のリンゴ産地で知られる青森県弘前市におけるリンゴの被害が甚大であったため、
マスメディアが取り上げる際にリンゴ台風という名称が使われた。

●不知火台風(しらぬいたいふう)【名】
平成11年台風18号(1999年国際名:バート〔Bart〕)は9月24日に熊本県北部に上陸
特に不知火町(現・熊本県宇城市)では高潮により大きな被害を出した台風である。

●第4宮古島台風【名】
2003年14号 (Maemi)のスレ内称号。猛烈な勢力を保ったまま宮古島を直撃した。また、
強い勢力で韓国を直撃し、韓国史上最大級の被害をもたらした。過去に「宮古島台風」
と命名された台風に劣らず、最低海面気圧は歴代第4位(912.0hPa)、最大瞬間風速は
歴代第7位(74.1m/s)を記録した。しかし、今のところは気象庁の命名台風ではない。
1977年9月9日に沖永良部台風(9号)が最低海面気圧の日本記録を更新(907.3hPa)
して以来、この記録を破る可能性がある台風は登場しなかった。2003年14号は、
沖永良部台風の日本記録を更新する可能性があるとされた初めての台風である。

●くるりーん台風【名】
2003年18号 (Parma)のスレ内称号。この台風は、当初は通常の台風と同じような経路を
とるかに見えた。しかし、途中で南下し、偏東風で元の経路に戻りながら再発達した。
洋上を一周し、およそ一週間後に元の軌道に戻ってきた。
このような経路をとった台風は、ここ数十年に前例がない。 



2ちゃんねる台風情報スレの評価

[公式機関からの引用(リンク)実績]
《下記引用文中にある『議論』のリンク先がこのスレです》

デジタル台風:国立情報学研究所(NII)
参照URL:http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/
デジタル台風:台風観測とドボラック法
3. 強い台風は実際に減ったのか?
参照URL:http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/dvorak.html.ja

【該当個所の引用】
ただし証拠となりそうなケースがないわけでもありません。
例えば、台風200225号が沖ノ鳥島付近を通過した際には、海洋研究開発機構の沖ノ鳥島観測において、
気象庁の発表による中心気圧の推定値955hPaに対して、931.54hPaを現地で観測したことがありました
(参照:沖ノ鳥島ページの「気象要素2002年(ファイル)」および議論)。
これは気象庁が公認する観測方法ではないために、あくまで非公式なデータではありますが、
参考記録として興味深いものです。